平和と愚かさ
『平和と愚かさ』は、東浩紀による平和をめぐる論考で、ゲンロン叢書の19冊目として2025年12月に刊行されました。出版社の紹介文では、私たちは政治について語りすぎており、そのせいで平和から遠ざかっているという問題意識が示され、ウクライナ、ベトナム、中国といった地域の名が挙げられています。『動物化するポストモダン』の著者が「考えないこと」から平和を論じるという、逆説的な切り口が中心にあるようです。
戦争や安全保障の議論に触れていて、SNSなどで交わされる political な言葉のやりとりに疲れを感じている人が、考える足場を組み直すきっかけとして読める本だと思われます。国際情勢の解説より、語り方や態度を問い直す方向の議論を期待する読者に向きそうです。一方で分量があるため、じっくり時間を取って読み進める構えは必要でしょう。
はてなブックマークでは2025年12月13日に登場が確認されていますが、ブックマーク数は3件と少数にとどまっています。