データでわかる東京格差 : 数値の「可視化」で真実をあぶりだす
『データでわかる東京格差』は、国勢調査をはじめとする公的統計をもとに、東京都内の地域差を数値で示そうとする新書です。副題に「数値の『可視化』で真実をあぶりだす」とあるとおり、印象や体感で語られがちな街の性格を、データに置き直して眺め直す趣旨がうかがえます。SB新書の一冊で、本文は295ページ、分類上は東京都の地誌にあたります。
東京で暮らす人や、住む場所を検討している人、不動産や都市政策に関心のある人が、街についての感覚を数字で確かめ直す手がかりになりそうです。統計の読み方やデータの可視化そのものに関心がある読者にも入りやすいでしょう。一方で扱う範囲は都内に絞られるため、全国規模の地域比較を求める場合は対象が異なります。
はてなブックマークでは、2026年10月1日付の紹介記事「『高学歴の人』はどこに住んでいる?」で取り上げられ、国勢調査のデータから見えた「意外な街」という切り口が入り口になっています。ブックマーク数は8件で、発売から約1年を経てからの紹介です。