人を動かす 新装版
『人を動かす』は、アメリカの著述家デール・カーネギーによる自己啓発書の古典で、創元社から山口博訳で刊行されています。取り上げるのは1999年10月発売の版で、346ページ。人づきあいの原則を掲げ、それぞれを具体的な事例とともに説いていく組み立てが知られています。
職場や取引先とのやりとりで相手の協力をどう得るかを考えている人、チームや部下を持つ立場の人が、自分の経験と重ねながら読みやすい一冊といえます。訳文が平易で読み進めやすいという声もあり、自己啓発書を読み慣れていない人の入り口にもなりそうです。邦題から人を意のままに操る技術を期待すると、内容の印象とずれる可能性がある点は念頭に置くとよいでしょう。
はてなブックマークでは321件が集まり、断続的に追加されています。自己啓発書の原点、繰り返し読むたびに受け取り方が変わるといった評価が目立ち、営業やクレーム対応など実務で役立つという読後感も見られます。一方で、評判ほどには響かなかったという感想や、邦題が与える印象への違和感、学んだ内容の使い方には注意が必要だという声も出ています。