リーン・スタートアップ : ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
『リーン・スタートアップ』は、起業家のエリック・リースが新規事業の立ち上げ方を体系化した一冊です。先が読めない状況では、綿密な計画よりも小さく試して学ぶことの繰り返しが近道になるという考え方を軸に、実用最小限の製品(MVP)を素早く出して顧客の反応を測り、方針転換も含めて次の手を決める進め方を示します。訳は井口耕二、日経BPから412ページで刊行されています。
起業を考えている人に加え、社内で新規事業の立ち上げを任された人や、プロダクト開発の進め方に悩む人に向く内容です。用語だけが先に広まった面もある分野なので、元の文脈を確認しておきたい読者にも手がかりになりそうです。
はてなブックマークでは、2026年10月3日公開の「AIに仕事を奪われるのはエンジニアではなくプロダクトマネージャーの方だった」という記事で紹介され、236ユーザーが登録しています。AIの普及でプロダクトマネジメントの役割がどう変わるのかという話題の中で、唯一挙げられた本でした。公開翌日の時点でこの数が集まっている点からは、関心の高さがうかがえます。